音声入力でメモを残したい場面は意外と多い
日々忙しく暮らす方も多い、時短流行りの昨今の世の中で、ふと何か思いついたことなどをメモしたいときにちょうど手が離せなくて、音声入力でメモを残せたらいいのに…と感じる場面は意外と多いのではないでしょうか。
例えば、車の運転中に何か仕事に関するいいアイデアを思いついたとき、洗い物中に買い忘れたものを思い出したときなど、今すぐメモしたいけど手が離せない!後で…だと忘れちゃう!というような経験をされたことがある方は多いかと思います。
今回は、そんなときの強い味方、音声入力でメモを残す方法についてご紹介したいと思います。
Siriを使いメモアプリやリマインダーアプリに残す
音声入力でメモを残す方法の中で、最も簡単なのはiOS備え付けのSiriを使う方法でしょう。
多くのAndroid端末では、Googleアシスタント(OK Google)がそれに当たりますね。
起動方法は様々で、設定でON/OFFなどが制御されています。尚、今回の本題とはズレますので、このようなサイトをご参考にしていただき、自分に合った起動方法を見つけてください。
基本的にはホームボタンかサイドボタンの長押しで起動します。設定によりウェイクワード(”Hey Siri”)で起動させることもできますので、手が離せない場面でもバッチリ起動できますね。
Siriを起動した後は、「〇〇(メモしたい言葉)をメモして」などと言えば、メモアプリにメモしたい言葉が追加されます。
また、「覚えておいて」や「リマインド」などの言葉と一緒にメモしたい言葉を伝えると、今度はリマインダーアプリにメモをセットしてくれます。
音声入力テキストをTrelloのタスクとして追加したい
さて、実はここからが今回の本題のようなところもありますが、Trello編です。
私がそうなのですが、iOS純正のメモアプリやリマインダーアプリではなく、他アプリ(私の場合Trello)でTODO管理をされている方も多いのではないかと思います。
したがいまして、iOSのショートカット機能を用いて、純正アプリ以外(今回はTrello)に音声入力メモを残す方法もご紹介したいと思います。
まずは、ショートカットアプリを起動!検索すれば皆さんのiPhoneにも入っているはず。
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私がいつも使っている、過去作成済の「トレロメモ」が見えていますが、気にせず右上の「+」ボタンから新規作成していきます。
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まずは「アクションを追加」より、「テキストを音声入力」というアクションを追加。
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次は、Trelloのアクションを追加します。↑の「Appおよびアクションを検索」というところから、Trelloを検索し、「Trelloカードを追加」というアクションを選びます。
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アクションが追加されたら、どのボードのどのリストのどこ(上か下か)にカードを追加するか設定します。
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これで完成!
最初の画面で該当のショートカットをタップして、テストしてみます。
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ちゃんと追加されています!
さて、続いてこのショートカットをホーム画面に追加していきます。
画面右上の青いボタンからメニューを呼び出し、ホーム画面に追加!
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いい感じに追加されてます。
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あとは、アプリをタップすれば、テスト時と同様、音声入力が立ち上がります。
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この時点で、Trelloアプリを開いてタスク入力するよりもだいぶ楽(1タップでアプリ起動して要件をしゃべるだけ)なのですが、それ(1タップ)すら省略したい場合は、Siriからショートカット起動です。
実はショートカットはSiriから起動できます。
今回めちゃくちゃ長い名前を付けてしまっていますが、もっと短い名前にして、Siriから呼び出すようにしてしまえば、iPhoneに一切触れず、「Hey Siri ○○(ショートカット名)」でショートカット起動し、しゃべった言葉をTrelloに突っ込むことができます。
iPhoneの音声入力でメモを残す方法まとめ
今回は、iPhoneの音声入力でメモを残す方法をご紹介しました。
結局Siriで入力するなら純正のリマインダーでええやん…という方も多いかと思いますが、Trelloを愛していてToDo・リマインダーはどうしてもTrelloで管理したい!という方向けに後半は書きました。
ショートカットのアクションとして使えるアプリの多さにも驚きました。これからもっと便利になっていきそうですね。
それでは、また次回!
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平成生まれのアラサー文系ぽんこつシステムエンジニア。
エンジニアらしく技術系の記事を書いたり、全く関係ない記事を書いたり、まったりやっていきたいです。
AI(人工知能)、デジタルマーケティング、DX、Office365活用、ガジェットなどに興味があります。
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