ロボットにもおしゃべりさせたい
先日以下記事にて作成したチャットボットですが、現状決まった質問に対して決まった回答を返すだけです。
ボットはロボット…ですが、Siriちゃんのようにちょっとした日常会話(おしゃべり)ぐらいは対応できると良いなぁと思いましたので、今回はおしゃべり機能を実装していきます。
おしゃべり機能を追加する方法
ボットの性格を決める
実はQnAMakerのナレッジベースにおしゃべりを追加するための公式ドキュメントがあります。
こちらをご参照ください。
ざっくり読んだところ、こちらにあるtsvファイルから好きな性格を選んで、該当のファイルをナレッジベースに追加すれば良さそうです。
現状用意されている性格は以下の通り。今回は”Enthusiastic(熱心)”にしてみます。
QnAMakerのナレッジベースに追加
Import knowledge baseボタンより、先ほどのtsvファイルを食わせます。
インポートできました!
中身はこんな感じになってます。
結局は膨大な量(今回インポートしたもので15369行)の”こう聞かれたらこう答えましょう”というリストということですね。
学習およびテスト⇒発行
「Save and Train」で学習させて…いざ、テストです。
良い感じで会話が成立していますね!
熱心さもなんとなく出ているような…。用途によって性格選びをすれば良さそうですね。
あとは例によって[PUBLISH]タブより発行してしまえばOKです。
まとめ
今回はチャットボットにおしゃべり機能を実装してみました。
思っていたよりもずっとお手軽に日常会話レベルのおしゃべりを実装できました。
社内用・社外用でも個人用でも、ちょっとしたおしゃべりに応じてくれるほうがチャットボットとして愛着も湧きやすくなるかと思いますので、短期間でコストをかけずにおしゃべり機能を追加したい方はぜひお試しください。
それではまた次回!
平成生まれのアラサー文系ぽんこつシステムエンジニア。
エンジニアらしく技術系の記事を書いたり、全く関係ない記事を書いたり、まったりやっていきたいです。
AI(人工知能)、デジタルマーケティング、DX、Office365活用、ガジェットなどに興味があります。
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