Ryzen5 2400Gとは
スペック
- コア/スレッド:4コア/8スレッド
- ベース周波数:3.6GHz
- ターボ周波数:3.9GHz
- グラフィック:RX Vega Graphics
- TDP:65W
その他スペックにつきましては、Amazon商品ページ等をご参照ください。
特長
何と言ってもこのスペックで15,000円前後という圧倒的コストパフォーマンスの高さですね。
Ryzenはすでに第3世代まで進化しており、カテゴリとしてもRyzen5の上に7、9…と続きますが、高性能を目指すとキリがありません。
財布の中身にも限りがあるサラリーマンとしては、これぐらいのお値段で収まると大変有難く…。
また、グラフィック内蔵である点も嬉しいところです。グラボ分の費用が浮きます。
性能については、後半の諸々のベンチマークにて詳しく見ていきます。
Ryzen5 2400Gのベンチマーク
CINEBENCH
皆大好きCINEBENCH R15です。
そこそこ良い数値ですね。
よく比較されるIntel製品としては、Core i5-8400辺りが挙げられるかと思いますが…プロセッサ性能はCore i5-8400が優位、グラフィック性能はRyzen5 2400Gが優位といった感じ。
軽いゲームぐらいなら動くでしょうか。
ちなみに、測定時のCPU以外の環境は以下の通り。
- M/B:ASRock B450M Pro4
- メモリ:CFD Selection W4U2666CM-8G – 16GB
- SSD:XPG GAMMIX S11 Pro – 512GB
SSDについては以下記事でレビューしておりますので、そちらもぜひご覧ください。
発熱チェック
CPUクーラーは付属のものを使用。
温度の測定には、『Core Temp』を使用します。
そんなに負荷をかけていない状態で以下のような感じ。平熱。
負荷をかけてみます。ファンの回転数が上がっているのが音で分かります。
尚、CPUに負荷をかけるソフトは『CPU Stress』を使用。
数分放置して、以下のようになりました。温度は上がっていますが、付属のCPUクーラーでもなんとかなるかなという印象。
ドラクエベンチ
軽めのゲーム枠として、ドラクエベンチをやってみます。
標準品質、1920×1080、ウィンドウ…ぐらいで回してみましょう。
『すごく快適』ですね!普通にヌルヌル動きます。
FFベンチ
続きまして、重たいゲーム枠としてFFベンチをやります。
ドラクエに合わせて標準品質、1920×1080、ウィンドウだと正直かなり厳しいと思います。
判定は動作困難。 常時カクカクというわけではありませんが、少なくとも快適ではないです。
品質を落とせば普通レベルにはなりますが、低画質で楽しむゲームではないかなと。
重たいゲームを楽しむときは、素直にグラフィックボードを買ったほうが良いかもしれません。
PUBG
最後はPUBG。YouTubeに何本かプレイ動画が上がっています。
だいたい40~50FPSぐらいは確保できていそうですね。
一応遊べるけど、本気で撃ち合うにはちょっと…といった感じでしょうか。
まとめ
今回はRyzen5 2400Gをレビューしました。
先述の通り、とにかくコストパフォーマンスの良い商品です。
重たいゲームをしない方であれば、ネットサーフィンやら軽量ゲームやら、だいたいの要件は満たすことができると思います。
ライトなゲームはするかもしれないけどあまりゲームはやらないし極力出費は抑えたい…という方に特におすすめです。
それではまた次回!
平成生まれのアラサー文系ぽんこつシステムエンジニア。
エンジニアらしく技術系の記事を書いたり、全く関係ない記事を書いたり、まったりやっていきたいです。
AI(人工知能)、デジタルマーケティング、DX、Office365活用、ガジェットなどに興味があります。
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